ホーム>過去の活動報告>JSFM企画セミナー

過去の活動報告

JSFM企画セミナー

JBVP企画セミナー JBVP年次大会2015

日時 2016年7月10日(日)13:30-14:40
講演内容
「猫のご家族とのコミュニケーション」
〜猫のご家族とのコーポレイトケア(ご家族+動物病院=猫のためのグッドケア)〜
  • 柴内晶子(赤坂動物病院)

猫のご家族と円滑にコミュニケーションをとるためには、まず猫のご家族の心理を理解する必要があります。ご家族の中には、極力猫が嫌がることを避けたい、健康管理には関心があっても動物病院に連れて行くのはハードルがある、猫のためにできることは何でもしたい、様々な考え方がいるなかで共通しているのは「猫にとってストレスをかけたくない」という思いです。子猫期からしっかりと社会化させることで、犬とも仲良く共生でき、さらには病院へストレスなく通院させることが可能となります。猫の写真を交えてご講演頂き、終始猫への深い愛情に溢れた暖かいセミナーでした。猫とご家族がおかれている環境や状況をしっかりと理解することの重要性を、あらためて実感して頂ければ幸いです。

JSFMでは今後も猫、ご家族と病院をつなぐためにお役立て頂ける情報をご提供して参ります。

開催風景

開催風景

開催風景

JBVP企画セミナー JBVP年次大会2015

日時 2015年9月27日(日) 13:00-14:00
講演内容
「Cat handling class:怒る猫へどう優しく対処するか?」
  • 石田卓夫(赤坂動物病院)
  • 参加者:250名

今回は、動物看護師さんに特に知っておいて欲しい内容としてJSFM会長自らがCat Handling Classと称して、猫の扱い方の実践に即した内容の講演を行いました。
ランチョンセミナーと言うこともあり、また猫への優しさや思いやりあふれる動画の紹介などで、時折会場から笑い声などが聞こえてきたり終始和やかなセミナーとなりました。
「猫の扱い方を熟知しているようで、実は知らなかった」そんな気づきのあるセミナーとなりました。
また講演内では、猫にやさしい動物病院としてCFCという国際認定があることについても触れられており大切なのは“ハードウェア”ではなく、皆様一人一人が猫のことを想う“ハートウェア”が大切であると強調されておりました。
これからの猫医療に従事される方の気持ちや姿勢が変わっていくことで、見直すきっかけとなれば幸いです。
猫だけでなく、ハートのある診療や環境を整えることで犬やご家族の皆様への接し方もより良くなるのではないでしょうか。
今後ともJSFMは皆様と一緒に「猫にやさしい」とは何か考えて参りたいと思います。
ご意見、ご感想などがございましたらお問い合わせまでお願い致します。

開催風景

開催風景

開催風景

JSFM企画セミナー JCVIM

日時 2015年2月21日(土) 11:15-12:00
講演内容
「猫が吐くのは当たり前!?-AAFP学会報告 猫医学の新情報-」
  • 座長:石田卓夫(赤坂動物病院)
  • 難波信一(マーブル動物医療センター)

2014年9月18日〜21日にアメリカのインディアナポリスにてAAFP(American Association of Feline Practicioners)の年次大会が開催されました。猫の消化器疾患と内分泌疾患の最新知見や耳より情報が盛り沢山の学会となりました。そこで、今回はどこよりも早く皆様に最新の猫医学情報を提供できるようこのようなセミナーを企画致しました。また、JSFMの石田卓夫会長より設立のご挨拶も頂きました。

お陰様で400名規模の会場は満席で、さらには立ち見でご参加頂いた先生方もいた程大盛況にて終えることができました。今回はJSFM設立後、2014年6月に開催された「猫の集会 第1回」以来初めて、会長自ら会の設立の背景や活動指針などの説明がありました。時間に限りがあったため詳細をお伝えしきれていませんが、AAFP学会からの最新とピックスから、少しでも皆様の日々の臨床おいてに役立つヒントがあれば幸いです。今後もisfmとの連携をとりながら、診療に役立つ最新トピックスを随時配信していく予定です。

開催風景

開催風景

JSFM企画セミナー WJVF[動物看護師向け]

日時 2014年7月13日(日) 13:30−14:40 [動物看護師向け]
講演内容
「食欲のない猫にどうやって食べてもらうか?」
  • - 重症時の猫の特性と習性を理解する  東山 哲(ひがしやま動物病院)
  • ‐「食べられない」猫の食事‐実践編  桑原 岳(くわはら動物病院)
  • - 重症時の猫のための臨床栄養学 ‐栄養素は語る‐
    上田 綾子(ロイヤルカナン ジャポン)

普段の診療の中でも切実な問題であり、食べない入院猫の対応や飼い主さんからの質問に困った経験はありませんか?本セミナーでは、動物看護師さん向けに、特に入院・重症時に食べない・食べられない猫を対象として、実践で臨床の場で特に猫の診療にご尽力されている先生方と栄養学的な見解について精通している先生をお迎えし開催されました。

「入院中の猫さんがごはんを全く食べてくれない・・・」
「明日も食べないならお家に連れて帰りたいとご家族が希望されています・・・」
「何とか食べさせないと肝リピドーシスになってしまう・・・」
「先生から指示された療法食を並べておいたけど、どれも食べてない・・・」

動物看護師さんが病院において多くの悩みを抱えながら、これでいいのかな?という疑問に対しても、明日からすぐに活用できるコツが盛り込まれており、参加者の方が熱心にメモを取る姿が印象的でした。本セミナーがキャットフレンドリーなケアを考える一助となれば幸いです。

JSFM企画セミナー JBVP[獣医師・動物看護師向け]

日時 2014年9月27日(土) 12:00−13:10 [獣医師・動物看護師向け]
講演内容
「猫にやさしい動物病院」の創り方
  • - 服部 幸(東京猫医療センター)

猫の動物病院への来院率は犬と比較すると低い傾向にあるという現状をみなさんはご存知でしょうか?または認識されていますか?猫の来院率が低い背景の一つとして、「猫を動物病院へ連れて行くことがストレス」と家族が感じていることが言えます。では、どうすれば『猫が動物病院嫌いにならないか?』。本セミナーでは、日本で一番最初にisfmが認定している世界基準の猫にやさしい動物病院のみちしるべでもある「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドを取得されている服部先生を講師にお迎えし、まさに『猫にやさしい動物病院』になるためのエッセンスについてご講演頂きました。

 セミナーでは、猫とその飼い主の特性を交えて、先生が普段の診療で気を付けいるポイントなどをご紹介頂きました。ご来場の方も「今までここまで具体的な話を聞いたことがなかったので、非常にためになった」「明日から早速実践したい」「自分たちはまだまだキャットフレンドリーではないと認識できた」といった声が寄せられました。

 何気なく猫を診療で診てはいても本セミナーで新たな気づきを提供することができ、何よりも一人でも多くの方が、それぞれの病院でできるキャットフレンドリーとは何か?を考えるきっかけになれば幸いです。今後もJSFMでは、実践に即したテーマを提供していきますのでご期待下さい。